AUTMATA からくり

オルゴールの技術の進歩と共に発展してきたオートマタ(からくり人形)は、人形だけでなくカムやシャフトなどの動く仕組みまでもデザインされた新しい形へと進化を遂げてきました。当館では、国内外で活躍するオートマタアーティストによる、木材・金属・紙で作られた、ウィットに富んだ独自の世界をご紹介いたしております。

 

~automataとは~

「からくり」を英語に訳す場合、「automata」とすることが多いようです。広辞苑によると、「からくり」は 「糸のしかけであやつって動かす装置。転じて一般にしかけ」となっています。これに対し「automata」は、automation(自動)と matter(ことがら)の複合語であって自動装置のことを意味するのでしょうから、からくりと全く同義とはいえません。automationは”an inanimate objecti that imitates the action of living”(生命あるものの動きを真似た無生物)と定義されています。ギリシャ語で「ひとり勝手に動くもの」の意味を持つautomatonsがその語源。automationは、一方で産業ロボットに代表されるいわゆる「オートメーション」に発展し、もう一方では「からくり」に変じていきました。産業ロボットとオートマタの違いは、ロボットが機能的なのに対し装飾的であることがあげられます。ロボットはテクノロジーであり、オートマタはアートであるともいえます。キャバレーメカニカルシアターの根本精神は、西洋からくりの歴史を通してみられる「不思議」に対する挑戦であり、大いなる遊び心の表象であるといえます。

オートマタのご紹介
オートマタ作家
機素について

 

オートマタのご紹介

 

ピエロエクリバン

製 造 年:現代
製 造 国:スイス
メーカー名:ミッシェル・ベルトラン

 

伝統的オートマタの最後の巨匠といわれるミッシェル・ベルトラン氏が手がけた作品です。
恋人にあてて手紙を書いているピエロが居眠りを始めます。こっくりこっくりとした後にはっと目を覚まし、ランプの灯を大きくして、再び手紙を書き出します。
19世紀につくられた、ギュスターブ・ヴィシー作品の複製品です。

 

猿のスモーキングドール

製 造 年:現代(1900年頃の複製)
製 造 国:スイス
メーカー名:作者不詳

 

人間の服装をしたサルが、ステッキを振りながら、煙草を吸います。オルゴールの音色とともに、サルの愉快な動きをご覧下さい。
1900年頃に作られたオートマタの複製品です。
スイスではオートマタ作りのクラフトマンが現在も仕事をしており、様々なオートマタの復元にも挑戦しています。

 

ひまわりの中の妖精

製 造 年:1890年
製 造 国:フランス
メーカー名:作者不詳

 

ひまわりの花が蓋になっています。
その蓋が開くと、中から女の子の妖精が顔を出し、両手をあげた後、花の中へと消えてしまいます。このタイプのオートマタには、キャベツの中からうさぎが顔を出すものや、バスケットの中から女の子が出てくるものがあります。

 

シンギングバード・ケージ

製 造 年:現代
製 造 国:スイス
メーカー名:リュージュ社

 

鳥かごの中の2羽の小鳥が、羽やくちばしを動かしてさえずります。カゴに付いた時計を合わせて、目覚まし時計として使うことも出来ます。

 

スイスのジャケ・ドロスが18世紀に考案したオートマタです。
スイスのリュージュ社では、その機構を使い現在でも生産されています。

 

シンギングバード・ボックス

製 造 年:現代
製 造 国:スイス
メーカー名:リュージュ社

 

丸いプレートが開いて、中から小鳥が出てきます。羽とくちばしを動かしながら、さえずります。1つのゼンマイの力がふいごや歯車に伝えられ、ふいごの空気が笛に送られて、小鳥がさえずるのとともに、カムや歯車で小鳥を動かします。

 

教師

製 造 年:1890年ごろ
製 造 国:フランス
メーカー名:ルレ・エ・ドュカン

 

右手に棒を、左手に教科書を持ち、教科書を見ては、棒を振りながら、授業をします。
ルレ・エ・ドゥカンは、人形作家のジャン・ルレと、彼の義理の息子で、オルゴール職人のアーネスト・ドゥカンとの共同会社で、19世紀中頃から20世紀初頭にかけて活躍し、軽業師など多くの作品を残しています。

 

フライパン演奏者

製 造 年:現代(1900年ごろの複製)
製 造 国:スイス
メーカー名:作者不詳

 

フライパンをギターのように抱え、演奏家気分でお玉を使って叩きます。オルゴールの音色と共に、フライパンがコンと音をたてる、とてもユニークな演奏風景です。頭も微妙な動きで、角度を変えていきます。

 

1900年頃、フランスで作られたオートマタの複製品です。

 

ダイスを振る少女

製 造 年:1890年ごろ
製 造 国:スイス
メーカー名:ルレ・エ・ドュカン

 

右手にサイコロの入ったカップを持ち、左手にトレーを持っています。カップを振ってサイコロをトレーの上に転がし、また、トレーからカップに戻します。

 

ルレ・エ・ドゥカンは、このように複雑な機構のオートマタを作っていました。

 

バイオリン弾きと少女

製 造 年:1900年
製 造 国:フランス
メーカー名:ルヌ-作

 

バイオリン弾きの前で、小さな少女がタップダンスを踊ります。

 

ルヌーは、20世紀初頭に多くの作品を残したメーカーです。当初は、この作品のように普通サイズのオートマタを製作していましたが、大量生産を目指したために、主人公の人形の大きさを少し小さくして、小型で安価なオートマタを生産するようになりました。

 

月の上のギター弾き

製 造 年:現代(1860年ごろの複製)
製 造 国:スイス
メーカー名:作者不詳

 

ギター弾きは足を振り、頭を動かして、ギターを弾きます。ギター弾きの下の大きな顔は月を表現しています。眉毛・目・舌を動かして、色々な表情をします。

 

1860年頃、フランスで作られたオートマタの複製品です。

 

モーツァルト没後200年記念オートマタ

製 造 年:現代
製 造 国:スイス
メーカー名:リュージュ社

 

ピアノの天板を開けると、宮廷服に身を包んだ、子どもの頃のかわいいモーツァルトが、オルゴールの音色とともに、ピアノを弾きます。
モーツァルトの没後200年を記念して、1991年にスイスのリュージュ社で、10体だけ作られたオートマタです。

 

ダンス・ドール・シアター

製 造 年:現代
製 造 国:スイス
メーカー名:リュージュ社

 

18世紀の衣装を身にまとった、2組のカップルが、オルゴールの音色に合わせて、優雅に踊りだします。
背景が鏡になっているので、たくさんのカップルが踊っているように見えます。
このようなオルゴールにからくり人形を組み込んだ機種は、コインを入れると動き出すようなものもあり、駅の待ち合い室やお菓子屋さんの店頭に置かれていたということです。

 

 

AUTOMATA 作家

 

Andy Hazel/アンディ・ハーゼル

1959年イギリス生まれ。

 

スレイド美術学校、リーディング大学を卒業。1986年にはボイズ奨学金で来日するなど数々の奨学金を得て、各地で修業を積みました。ブリキ製のからくりが中心ですが、機素を駆使した機械(構造体)の制作やシャンデリア、家具、建具などの調度品も手掛けています。

 

Edessia Aghajanian/エディシア・アガヤニアン

1945年生まれ。

 

イギリス/グロスターシャー州在住。
ハイファ(アルメニア)で生まれ、キプロスで幼年時代をすごす。ロンドンのRavengesbourne College of Art and Designを卒業後、The Central School of Artへ進学しました。Elisabeth Hetherington ltdで演劇小道具作家として劇場、映画、テレビなど数多くの小道具を制作。1970年から2年間、オーストラリアのパースで西オーストラリアバレエ団の 小道具、舞台芸術を手掛けた後イギリスに戻り、1982年より創作活動を続けています。

 

Jason Cleverly/ジェイソン・クレバリー

1964年イギリス生まれ。

 

North Devon Collegeで美術・デザインを学んだ後、マンチェスター大学のCrewe and Alsager Collegeで工芸を学びました。1996年からTutor GNVQ Advanced Art and Design Exeter Collegeにおいて立体工芸の部門の教鞭をとっています。手彫り、ペインティングの技術を駆使した木のからくりを中心に、彫刻や調度品など幅広い創作 活動を展開しています。

 

Keith Newstead/キース・ニューステッド

1956年イギリス生まれ。

 

大学を卒業後フィンランドに移り、グラフィックデザイナーとして活躍。帰国後は、ロンドンでジュエリーデザイナーとして働くかたわらバイク便のドライバーを10年続けたというユニークな経歴を持つ。特異な才能と表現力により、高い評価を得ています。

 

Niel Hardy/ニール・ハーディー

イギリス生まれ。

 

1979~1992年までの13年間、ロンドンで建築設計の仕事に従事していました。この頃、メカニカルな模型とその『動き』に興味を持ち始め、 Heath RobinsonとEmmetの作品に影響を受けて彼ら独自のスタイルとユーモアを盛り込んだいたってシンプルな作品を作り始めました。そして、1992年から本格的に創作活動を開始。東京のフジタヴァンテで開催された、ロンドンキャバレーメカニカルシアターの作品展にも出展しています。

 

Michaela Muller/ミカエラ・ミューラー

1967年イギリス生まれ。

 

聖イルメンガルト高校卒業後、オーバーアマガウ木彫専門学校で学びました。木彫家レオンハルト・ボルドリッヒのもとでゲゼル(職人)として修業を積みました。木彫の技をいかした、ほのぼのとした作品が特徴です。

 

Paul Spooner/ポール・スプーナー

イギリス生まれ。

 

ランカシャーのプレストンに生まれる。幼少の頃から機械に興味を持ち、1946年ランカ シャー芸術大学を卒業後、ウェールズのカーディフで美術とデザインを学びました。トラックドライバーとして生計を立てた時期もありましたが、からくり人形の制作にも取り組み、1981年には代表作『アヌビス』を発表。以来、キャバレーメカニカルシアターに数多くの作品を提供しています。各方面で大きな評価を受けている、からくりの世界を代表する作家の一人です。

 

Peter Markey/ピーター・マーキー

1930年生まれ。

 

スワンシー・アート・カレッジで絵画を学んだ後、画家としての修行を積むと同時に、25年間中学校の美術教師として勤める。退職後は木を使った創作活動を始め、サッカー選手の彫刻に動く仕組みを組み込んだことがきっかけとなり、からくり人形を作り始める。

 

Robert Race/ロバート・レース

1943年イギリス生まれ。

 

イングランド/エイボン州在住。科学の教員生活・教員センターを運営した後、1978年 からはドールハウス、ミニチュア家具や玩具の創作を始めました。近年は動くおもちゃとからくり人形に集中しています。1992年には、島根県匹見町で開催された第5回パズルコンペでグランプリを獲得しました。流木や廃材を用いたからくり作品に特徴があります。

 

Rob Ives/ロブ・アイブス

1962年イギリス生まれ。

 

小学校の教師を辞め、ペーパークラフト作家となる。それまでは子ども達のために、また何より自分が楽しむために紙のからくりを作っていたが、いつの間にか本業となり、今ではイギリス、日本、アメリカ、南アフリカで販売されている。

 

Ron Fuller/ロン・フラー

イギリス生まれ。

 

プリマスとファルマスの美術大学を卒業後、ロイヤル芸術大学で演劇と舞台デザインを学びました。ロンドンキャバレーメカニカルシアターで10年以上専属デザイナーとして活躍しています。代表作に『SheepSherring』『Lion Tamer』などがあります。

 

Sue Jackson/スー・ジャクソン

イギリス生まれ。

 

キャバレーメカニカルシアター主宰者。イングランド南部ドーキングに生まれる。ファルマス・アートスクールで美術を学んだ後、クラフトの世界に魅了されキャバレーメカニカルシアターを設立しました。自身も意欲的に創作活動を行い代表作には『The Angry Couple』『The Firebreathing Dragon』があります。

 

Sue Stolpe

 

スーとジョアンナの二人の女性作家です。作品はピーター・マーキー、キース・ニューステッドと共同で制作しています。代表作は『Artist』『The Chewing Cow』などで、ユーモアあふれる作品を数多く制作しています。

 

Walter Ruffler/ウォルター・ルフラー

1949年ドイツ生まれ。

 

ドイツ・ハノーバー南部生まれる。ブレーメンにて職業学校教師として勤務した後、教師向け書籍にイラストを掲載する。1983年~1994年ブレーメンの市議として活動を行う。1991年よりペーパークラフト作家となる。

 

坂 啓典/さかけいすけ

1965年生まれ。

 

1988年神戸大学を卒業し、桑沢デザイン研究所を経てグラフィックデザイナーとして独 立。その後1997年から3年間を過ごしたデンマークで、ヨーロッパのオートマタ(機械仕掛けの自動人形)の世界を知り、紙のからくり人形を作り始める。 現在は「からくりペーパークラフト」シリーズなど市販キットをはじめ、雑誌付録、広告などの分野で活躍中。また、イタリアの「モダンアートミュージアム」 では、モーター仕掛けの作品が2001年の開館当初より展示されている。

 

西田 明夫/にしだあきお

1946年兵庫県生まれ。

 

1989年に池袋/LOFT「アトリエ・ヌーボー」にて個展を開催したのを皮切りに国内外で展示会を行う。1995年、現代玩具博物館(岡山県)が開館し、館長に就任。1999年に故 加藤祐三氏と「ビーンズ・スタヂオ」を設立し活動を行う。2002年「AUTOMATA 動くおもちゃ」出版。2003年、有馬玩具博物館(兵庫県)が開館し、館長に就任。

 

 

機素

機械を作っている各部分の内、ボルトとナットのように互いに接して運動する時、
この二つの部品を『対偶/PAIR』と言い、その一つ一つを『機素/ELEMENT』と言います。
この機素が組み合わさって『機構/MECHANISM』を構成します。この機構の集合体が複雑な動きをする
『機械/MACHINE』となるのです。よく見てみると機械も簡単な動きの組み合わせで出来ていることが
解ります。機械は色々な運動を様々な機構によって伝達しているのですが、
その一つ一つの単純な機構をまとめて『機械の素/機素』と呼ぶことにします。

 

現代玩具博物館以外の機素を展示している施設
有馬玩具博物館 東芝科学館 北陸電力エネルギー館 (敬称略)

 

自在継手
universal joint or ginbal

外円を固定すると、中心に位置する円はその中心を変えることなくあらゆる方向に回すことができます。羅針盤や船のランプ吊などに利用されています。

 

クランク揺れ腕A
crank rocker

円盤クランクを回すと、回転運動が往復揺れ運動に変わります。

 

クランク揺れ腕B
beam and crank

クランクを回すと、天秤が上下に振る運動に変わります。

 

スライダクランク機構
slider crank chain

蒸気機関・内熱機関などのように、往復直線運動を円運動に変えるのに応用されます。また、これによって円運動を往復直線運動に変えることもできます。

 

早戻り機構
quick return motion

円盤クランクを一回転させると元の位置に戻ってきます。送りよりも戻りのほうが早くなります。工作機械などに応用されています。

 

トグル装置プレス
toggle joint press

レバーを押し下げることでプレスすることができます。てこの原理により、少しの力が大きな力に変わります。圧縮機械、穿孔機構に応用されています。

 

クロススライダクランク
cross slider crank

回転運動を往復直線運動に変えます。

 

クロススライダ偏芯輪
cross slider eccentric

回転運動を往復直線運動に変えます。電動糸のこ盤の振動原理などに使われている機構です。

 

楕円コンパス
elliptic trammels

上下左右に交叉運動をします。

 

平行定規
parallel rule

常に上下の棒が平行に動きます。多くの平行線を描く製図などで利用されています。

 

ロバーバルはかり
roberval’s balance

一方におもりを載せると、もう一方は平行に持ち上がります。皿はいつも平行を保ち、傾くことはありません。

 

三個の平行クランクと連結棒
three parallel cranks and coupling rods

三角の一点を回すと、他の二点も等速運動で回転します。

 

小型皿はかり
parallel link scale

はかりの皿は常に水平を保ちながら上下に動き、傾くことがありません。

 

交叉クランクの天秤機構

回転運動を上下往復運動に変えます。また、上下往復運動を回転運動に変えるのにも利用されています。

 

平歯車
spur gear

回転運動を伝える機構。隣り合う歯車は互いに逆回転となる。また、歯車の大きさ、歯の数によって回転速度やトルクを変えることができる。

 

ピンラックと小歯車
pin rack and pinion

歯車とピンを組み合わせることで、回転運動を往復運動に変えます。車のハンドルなどに応用されています。

 

並行スライダクランク
cross compound slider crank

同一軸に取り付けられたクランクは、直行しているピストンが往復運動または回転運動に変わる時、その回転力を失いません。

 

ピン面歯車
pin face wheel

二つの歯車を組み合わせることで、垂直方向の運動を水平方向に変えます。からくり玩具によく利用されている機構です。

 

複働づめ
double acting click

押しづめと引きづめを使い、てこを上下に動かすことでそのどちらかが作用してつめ車が送られていきます。また、つめにより一方向しか回りません。ラチェットに利用されています。

 

自動はねあげ車
ratchet wheel with pawl lift

てことリンクが直結していて、レバーを左右に動かすことで一定方向にだけつめ車を回転させます。レバーを左に回すと、つめはつめ車から外れます。右に回すとかみ合い、つめ車を回転させます。

 

カムとスタンパ
cam and stamper

カムから出た突起が棒の円盤を押し上げ、外れた時に棒は落下します。砕石機・米つき機などに応用されています。

 

せん断機
shearing machine

偏芯カムの働きによって、はさみが動きます。はさみの柄は刃に対して長いので、強大なせん断力を生じます。金属板・角棒などをせん断する時に使われます。

 

スタンプ
stamp

4つの突起を持つカム軸が1回転することで、スタンプのてこの力点を押し下げ、外れた時にスタンプは落下します。

 

ゼネバストップA
geneva stop

1軸の連続回転を間欠的に他軸に伝えます。スリットでふさぐか、接するR面を逆Rにすることで回転数を制限します。時計のばねまき装置に初めて応用されました。ジュネーブ(スイス)で考案された為ジュネーブ→ゼネバと呼ばれています。

 

ゼネバストップB
geneva stop

1軸が4回転するのに対して、もう1軸が間欠的に4回休み1回転します。スリットでふさぐか、接するR面を逆Rにすることで回転数を制限します。時計のばねまき装置に初めて応用されました。ジュネーブ(スイス)で考案された為ジュネーブ→ゼネバと呼ばれています。

 

フック継手
hooke’s joint

軸どうしは直行していて、それぞれの軸線の交点は十字軸の交点と同じです。同じ向きに回転しますが、伝達の方向を変化させることができます。

 

マルティプルトランメルギアA
multiple trammel gear

円盤を中心にして、それぞれの溝が90度の角度で交わります。軸の2つのコロが、それぞれの溝をゆるみなく動きます。2回転すると外円は1回転します。

 

マルティプルトランメルギアB
multiple trammel gear

円盤を中心にして、それぞれの溝が60度の角度で交わります。軸の3つのコロが、それぞれの溝をゆるみなく動きます。2回転すると外円は1回転します。

 

オルダム継手
oldham’s coupling

軸どうしが直行し、それぞれの軸線の交点が十字軸の交点と同じです。同じ向きに回転しますが、伝達の方向を変えることができます。十字軸の長さの違いによって、より大きな運動の変化を起こすことができます。

 

定滑車と動滑車の組み合わせ

定滑車と動滑車を組み合わせると、力比や速比を大きくできます。

 

正方形を描く4運動カム
four mortion cam describing the square

中心の変形カムの回転で、正方形がそれぞれ往復運動をします。内側は上下運動、外側は左右運動となります。